続・DVD屋のおじさん
7月の個展に向け、やることはたくさん。
絵の構図で悩む悩む。
えー、続・DVD屋のおじさん話してもいいですか。
今日、久しぶりに行ったのです、DVD借りに。
いろいろ物色していると、例のおじさん、返却されたDVDを棚にもどす作業をしておりました。
あー、今日もいるんだな、まぁレジは若いお兄さんふたり体制でやってるし十分か、なんてチラと思いながら。
観たいものを選び終わっていざレジへ向かうと、ふたりのお兄さんは接客中で、並んでるのはわたしひとり。
そのとき、ななめ後ろから例のおじさんがスタスタやってきて、不意にわたしの持っているDVDのかごをヒョイッとわたしの手から無言ですくって奪うと、レジカウンターに入り、どうぞーと言うではありませんか。
意外な登場の仕方だった。颯爽としていた。
笑いそうになりながら、バーコードスキャンを見ていると、はじまったはじまった。
江戸川乱歩の「陰獣」
おじさん「これはね、ひたすらローアングルですよ」
わたし「そうなんですか」
「太陽を盗んだ男」(ジュリーです)
おじさん「○○デパートの前で無許可で撮影して逮捕者がでたんだよね、これ」
わたし「無許可ですか」
おじさん「そう、むきょきゃ、いや、むきょ、むきょか(笑)」
わたし「(笑)へぇー」
おじさん「小栗旬ているでしょ、あの人がね、この映画のリメイクがどうしてもやりたいって言ってるみたいなんだけど、周りから“俳優生命終わるからやめたほうがいい”って言われてるんだって。この映画はファン多いからね」
わたし「うーん(確かにリメイクすると元を超えられないよね…)」
おじさん「水谷豊と西田敏行が出てくるんだけど、ほんの一瞬だからうっかりしてると見逃しちゃうから気をつけて」
おじさんがしゃべっていると、横の若い店員さんがまた横目でちらっと見ていた。
おじさんはこの方に似てるかも。
このころの宝田明。
うん、似てる(笑)
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