海底からこんにちは
ここ数日の深海での生活。
自転車で30分の場所にある浅間山公園に行くことに決めた。
音のない海の中をごぼごぼと自分の吐く息だけ感じて縦に泳ぐ。
金属性のヘルメット潜水マスクをつけたまま自転車をこぎ、いくつもの信号を越えてオリジン弁当へ寄った。
強盗ではありませんからね。
ヘルメットの穴から視線を交わすと、悪党ではないと判断していただけたのかふつうに買うことができた。
浅間山公園へ着く。
標高80メートル、すぐに登れてしまった。
金属製の重い潜水ヘルメットをベンチに置き、おにぎりを食べる。
木々にかこまれた中、素顔を風にあてる。
そこでしばらく本を読み、蚊にさされながら、小さな山をひとまわりする。
「晴れた日には、ここから富士山が見えます」
早くこの金属製ヘルメット潜水マスクをしまいこむ日がやってこないものか。
「博士の異常な愛情」観る。
最後のほうで爆弾投下されるシーンで
「ああっ」
と声をあげてしまった。
ふだんはそんなことないのに。
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