線画
以前、飯田淳先生に割り箸ペンを使って絵を描くことを教えていただいた。
自分の履いている靴を描くというものだった。
ビルケンシュトックのブルーフラワーガーデン(旧ドリアン)の靴を履いていたので
絵にすると靴の小花柄も含め、とても描き応えがあった。
はじめて使う割り箸ペンの線はぎこちなく、太かったり細かったり紙にひっかかったり。
でもそれがいい味だして先生に「いいよ、おもしろいよ、このまま描いて」
と言われたのをふと思い出す。
というのも、最近描いた線画がありまして。
下書きの構図が気に入ったことに甘んじてすらすらっと描ける筆ペンを使用したのがいけなかった。
単一な線。
もちろん筆ペンでいい絵を描く方もいらっしゃる。
けれど自分の絵にとってはそれが仇となってしまった。
筆ペンを使ったことで、ひどくつまらなくなってしまったことは正直気が付いていたんだけど。
書き直さず妥協した自分がはずかしく、ちょっと落ち込んでる。
だからもう一度同じ絵を描いて、命を吹き込みます。
生きた絵にしたいよ。
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