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2011年10月

神保町へ

神田古本市、やってますね。

その神保町で、そで山かほ子さん参加のグループ展

「バレリーナの屋根裏部屋展」へ行って参りました。

エコールとか、そういう女の子の世界。

30日まで。

古本市ぐるぐるまわる。

雑誌太陽のコーナーでほしいのがあった。

でもそこにわたしと紳士的なおじさんのふたりが立っていて、

わたしはほしい雑誌の背表紙を見つつ、おじさんが退いたら、

ゆっくり手にとろうと思っていた。

すると、、おじさんがわたしの買おうとしている雑誌を抜き出してレジへ持っていった。

なんたること!!!

遠慮してるとこーゆーことになるのね。くぅー。

いろんな店をまわってほしいもの4冊ゲット。

うち一冊は、わたしの義理の伯父さんにあたる人の昔だした本。

昔、交通公社「時刻表」の編集長でした。

佐藤常治さんといいます。

週刊ベースボールにもイラストを連載していたそうです。

昨年はじめにお亡くなりになって、とても残念で。

ふくちゃんの作者横山隆一氏と友人関係だったと父からきいていましたが、

今ウィキぺディア見て納得。

横山隆一氏が鉄道ファンとして有名だったのですね。

義理の伯父は鉄道おたくというくらいすべてに詳しくて、

鉄道のマニアックな本を数冊出版しているようです。

少しずつ集めて読もうと思ってます。

―人間は死ぬとみんな言葉になるのだ― 寺山修司

馬喰町

Photo_2

Photo_3

先日、都営新宿線で馬喰横山まで行き、馬喰町方面へ。

ソーンツリーギャラリーでの川口育さんの個展に行ってきたのです。

ギャラリー選び、大事ですね。

A4の作品群の中、大きく引き伸ばした絵があって引き締まるかんじ。

アートなかんじ。

ソーンツリーギャラリー 29日まで

上の写真は、その帰りに寄った喫茶店いづみ。

ほんとは喫茶ボンジュールに行こうとしたのだけど、

どうやら今月28日?くらいで閉店らしく、

行ってみると中で作業している音はしているものの

営業してなさそうだった。

いづみは外観から、シンプルな正統派だろうと中へ入る。

お客はサラリーマンらしきおじさんが3~4人。

滅多にないゲーム機のテーブルがあったのであえて、さりげなく座ってみた。

が、店の奥さんが申し訳なさそうに

「こっちの席に座ったら?そこ、使いにくいでしょう」

気を使って促してくれているので、素直に移動…うーむ。

私はおもしろがって座ったのですよ(笑)

ゲームはどうやらマージャンだったよう。

インベーダーとかだったらすごいのになぁ。

そういえば、昔、喫茶店や洋食店のテーブルの上に、

丸型の星座占いの機械ありましたよね。

100円でしたか、入れて自分の星座の占い結果が書いてある、

小さな巻物状の筒がでてくるやつ。

あれ置いてるとこってさすがにもうないんだろうな。

追記

星座占い機、ネットで検索したら今でも置いてるところあるみたいです。

風邪ひきました

Oinuma_kahoko03

この絵は先日オーパで展示した「猫髭砂」とうタイトルのもの。

数日前よりのどが痛くて、だんだん声がハスキーになってまいりました。

あまり声を出さないようにしております。

このままで普段どおり声を出し続けていると、声がでなくなるのです。

すべては息で、内緒話のように話さなければならず、今が我慢どころ。

過去に五回程度、まったく声が出なくなったことがありまして、それはもう大変な生活でした。

声が出なくなれば、電話にはいっさい出られません。

事情を知らぬ相手に吐息で話そうものなら、変態電話とまちがわれます。

飲食店で注文もできないので、悲惨なのです。

そのために出先でどこにも入れず、泣く泣く家まで帰った覚えがあります。

そうやって内緒話で話していると、本当に声がでないの?と聞いてくる方もいて、

実際に声帯を使ってみると口を開いてるだけになります。

ひどいときは、ほら貝のような“ボォ~”という鈍い音が漏れることも。

ああ、悪化せず早く治りますように。

さっきNHKで美輪明宏の銀巴里再現、観ました。

いいですね。90年閉店だもの、行こうと思えば行けたのに、

気がつかないで取り返しがつかないって悔やまれます。

浅草へ

Photo

これは2年前に描いたコーヒーにちなんだ絵。

先日、上路ナオ子さんと浅草で待ち合わせ、ふたり喫茶部をすることに。

早くに着いたので、浅草寺でおみくじを引き、吉とでる。

内容は大吉のようなことが書いてあるのに、なぜ吉なのだろう。

吉と大吉の線引きがわからない。

商店街界隈をぶらぶらして、ぼーっとソフトクリームをひとりで食べる(笑)

仲見世あたりは平日でもそれなりに賑わっているけれど、そこから離れれば離れるほど

閑散として、遠くの商店街はシャッター街になりそうな、もうなっているのかな。

昔の興行が盛んなころの浅草六区を体感してみたいとずっと思っている。

浅草を盛り上げるためになにか出来ないのかなーと、大きなお世話な想像をしてみたり。

たとえば毎年6月9日は六区の日にして、浅草出身のお笑い芸人などが六区でパレードするとか、日光江戸村のにゃんマゲみたいな魅力的なキャラの着ぐるみが商店街をまんべんなく徘徊して、着ぐるみ目当ての人は商店街をさがしまくるとか。

にゃんマゲファンのみうらじゅんさんにキャラをプロデュースしてもらうとか。

あー、考えてるときりがない。

浅草のイメージから遠のいてきたのでちょっとやめます。

なにかいい案はないものか。

観光地化してほしくないとか、寂れたかんじも味わいたいと思うけど、このままいったら浅草寺から離れた商店街は消えてしまうんじゃないか、という危惧は止まない。

浅草寺を取り巻くあのだだっ広いかんじがいいのだから。

さて、上路さんと雷門で合流し、いざ珈琲アロマへ。

Jの字形のカウンター席のみの、昔ながらの喫茶店。

コーヒー一杯350円、トースト100円でマッタリできる、穴場なかんじがよい。

浅草レビューのチラシがぶら下がっているのでふたりで頂いて来た。

ふだん浅草に来ても、レビューのポスターなど目にする機会なかったし、最近激しいものが描きたいなと、ちょうど踊り子の絵を描いていたので、こういうのって必然的シンクロなんだろうな。

で、今回の喫茶部ははしごをしまして、2軒目はアンジェラス!川端康成や手塚治虫なども通っていたのですね。

ここではブレンドコーヒーと、チョコレートのケーキを頂きながら、原発の話など。

17時になり、とあるギャラリーに行くはずが、一杯やろうということで、念願の正直ビヤホールへ。

20年前には店の前で友達と記念撮影までしたお店。

秋の過ごしやすい気候に、店の入り口が開け放してあったことですんなり入れた。

きめの細かい泡とグラスの薄さがビールを引き立てる。

江戸っ子美人のおかみさんがカウンター越しにずっとお相手してくれました。

ほぼ一年ぶりの浅草、昨年行ったトリスバー「今従いましょう」は外装はそのままに、建物内部が取り壊され、即席にきれいにされてパワーストーンなどが適当に並べて売られていた。

今従のご主人に、また来ますと約束したのだけどな。

雑誌に掲載されました

Photo

長友啓典さんが編集されている雑誌「クリネタ」に

掲載していただきました。

とても嬉しいことにカラー見開きです。

目次に自分の名前が載っているのに感動しております。

主にデザイン関係の方が読む雑誌のようで、取り扱い店が限られております。

渋谷パルコ地下のLIBROなどが確実にお手に取れますので、

ご覧いただけると嬉しいです。

以下のクリネタサイトで最新号(15号)が紹介されております。

http://www.crineta.jp/

安西水丸先生の連載、特集ありますので、

ファンの方は是非に!!

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