水没
数日前、携帯電話を水没させてしまった。
正しくは、洗濯機で洗ってしまったのだ。
人との付き合いのなかで、ちょっとそれはどうなのだろう…という出来事があり、別に放っておいてもいいのだが、抑制できそうにない言葉たちを送る送らないは別にして、携帯メールにしたためてみた。
それをひとまず保存して、一晩頭を冷やしてみる。
次の日の朝、ちょっとした手違いで携帯を洗濯機の中へ投入してしまった。
そうとは知らず、携帯電話は30分もグルグル水の中を泳いで、気づいたときには水中で閃光をもらして断末魔の叫びをあげていたのだ。
なんということだろう…携帯をふと水周りに置いて忘れるなんて、普段ならありえない。
動揺で握力の弱くなった手でつかみあげる。
時間は午前8時。ドコモショップでデータ復旧できるか聞くにも、10時の開店まで時間があるので水分をふき取ってドライヤーと扇風機で乾かすことにした。
開店と同時に店に飛び込んで、事の顛末を話し確認してもらったが、やはり電源は入らなかった。
だが、幸い水没や破損の場合の保険に入っていたらしく(覚えていない)、新しい携帯電話を5千円で再購入することができた。
データに関しては、復旧センターでチェックしてもらい二週間後に結果がでるらしい。
一通りの手続きを終えて、昨夜保存しておいたメール文のことを思い出す。
“水に流しなさい”ということだったりして、なんて考えてもみるけれど、どうしたものやら。
忘れるよう努力はしてみるか。
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