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以前、師は「きみの絵には悲しみがある」と言った。
「漫画を描いてみなさい、つげ義春さんみたいなものを」と。
そこで1ヶ月に1作のペースで、読みきり10ページ計5作品描いたことがある。
漫画家になろうと思っていたわけじゃないし、暖めていたストーリーもないわけで、
それでもアイデアの底を叩いて半泣きになりながら描きまくった。
作品を見た師は、ぼくの言ったことが成功しましたよと興奮気味に言った。
漫画を描いて回り道をしたことで、自分はイラストで何をしたらいいのか、
目の前の霧が晴れたような気がした。
あれから3年たった今も、漫画を読みたいとおっしゃってくださる方々がいてとても嬉しい。
師は、「描いた漫画は大切に取っておきなさい」と言った。
…なんてこんなエピソードを書いたのは、
自分の住む町のとある八百屋さんの前をたびたび通りながら、
その背景に思いを馳せているうちに暗くなってしまったから。
これを物語にしたならば、人間交差点みたいになるだろうなぁ。
ツイッターとフェイスブックやってる?とよく人に聞かれるが、やっていない。
さすがに始めたほうがいいのかなとも思うけれど、まだやらない(笑)
先週は藤波さんと山本さんとタイ料理を食べに行った。
かほちゃんの展示には、かほちゃんお手製のブローチを付けて出かけた。
先日、都築響一さんの展示「新宿秘宝館」に行ってきた。
20代から30代の方がたくさんいらしてびっくりした。
ひとりだったし中に入るまでなんとなくハズかしかったのだけど、
なんの心配もいらなかった。
裸の人形たちは、かつて鳥羽にあった秘宝館に飾られていたものを、
秘宝館の廃館にともなって都築響一氏が一部ひきとったのだそう。
宇宙人やらカプセルやらがあり、裸の女性たちが 捕らえられている。
なんだかバーバレラ(ジェーン・フォンダ主演)の裸版と言えばいいのかな(笑)
不思議な世界。
実は中学生くらいのころだったか、テレビにこの裸の囚われた女性たちが映っていた。
そのときはちらっと見ただけで、あの禁断の世界はなんだったのか、芸術家の作品だったのか、記憶のなかで謎のままだった。
が、この新宿秘宝館を見たとき、長年の謎が解けた。これだったんだー。
思いがけない形ですっきりしたなぁ。
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今日は沖縄料理のお店にみんなで行った。
昔うりずんで食べたドゥルテンがなつかしくて食べ、オリオンビールも飲んだ。
はい、団鬼六読んでみます。
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