« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

すっかり春

お友達に会田誠展の招待券をいただいたので六本木へ。

共感する部分と圧倒される部分と。

新宿御苑大改造計画だったかな、新宿御苑とアカデミックな某美術団体名が記されていて、両者は技術はあるけどイケテナイ部分が共通していると書かれていた。

猟奇的な内容あり。とにかく過激な展示だった。

今年の春はなんだか心がウキウキする、何故なんだろう。

先週、またまた柳原さんのライブへ行く。

柳原さんのお馬鹿な歌を集めたライブで楽しかったなぁ。

ほんとお花見気分だった。

大好きなひとの歌をずっとずっと聴いていられたらいいのに。

「シャンパンと海ぶどうと黒糖大豆」という妙な組み合わせの差し入れを持って、続・8039(パオ2)の1周年パーティーへも行った。

このパオ2へ来たのは4回目、以前の8039へは2回?計6度目となる。

友人のママは今年は天使の女装(オネエみたいな)でぶっ飛んでいる!

ママとの2ショット写真も撮ってもらった。

飲み放題だし料理もたくさんで常連客たちの夜はこれから更けていくというのに、名残惜しくも終電で帰宅。

今月もう少し営業する模様。

オープニングとクロージング

渋谷でもとき理川さんと待ち合わせて展示など見て、表参道のアンカフェにてお茶をする。

この日は東急東横線渋谷駅が地上2階発着最後の日であった。

18時からは山崎杉夫さんの個展オープニングパーティー。

本屋で見ればすぐに杉夫さんの絵だとわかる力強い絵。今回は船の絵がたくさん!

2次会には灘本唯人氏もご一緒。

杉夫さんともときさんと、なかなか緊張する計画がもちあがり胃がよじれそうな予感。

どんどん絵を描かねばね。

それにしてもなんでコント赤信号の話でわたしがハマーなんだっけ(笑)

もときさん、「ズボン貸すよ」って、踊れませんよ!

みなさんと別れたあと、パオサンキュー2に行く。

以前マイケルに扮した友人のやっていたパオの「続」であったのだけれど、3月中に閉店してしまう。

友人のママとは、途中うつらうつらしながらも朝までお話してきた。

ここはわたしには奇跡のお店であった。

できればなくならないでほしかった。

閉店前にパーティーがあるようなので最後にもう一度、早い時間に顔だしてみよう。

のどかな土曜日の歌

善福寺公園の見える葉月ホールハウスにて行われた、柳原さんのライブに行ってきました。

そのギャラリーで、石版画の展示を見たのですが、描かれている人たちはみんな胸の奥に静かな情熱を持っているようでした。

柳原さんの歌は生声で、マイク無でもたっぷり会場を包む歌声。

のどかな住宅街で時間の流れ方もちがいましたね。

この日は自宅からバスで国立駅へ行き、電車で西荻へ。そこからまたバスで善福寺公園のそばまでという、めずらしくバス率の高いコースで行ってみました。

帰りは道を覚えたので西荻駅までブラブラ。骨董品のお店が多かったです。

自分が着て行ったワンピース?とカーディガンの地味なかんじがちょっと気になりつつ、これでストッキングにサンダル履いてたら歯科助手ファッションになるところでした…

でもそれもまぁ嫌いじゃないですが。

日曜日は窓を少し開けていたら、知らぬ間に机の上がザラザラ!

砂がまんべんなく薄く敷きつめられておりました。

黄砂だと思ったらちがうのですね。

閉店ガラガラ

以前ブログにも登場したレンタルDVD屋さんが、2月いっぱいで閉店してしまいました。

例の宝田明似のおじさんとは、あることがきっかけで気まずくなって、今年に入ってからは一度しかDVD屋に行っておりませんでした。

それというのも、昨年秋頃でしょうか、店内でわたしがDVDを選んでいるときでした。

斜め後ろに人の気配をかんじましたが、しばらくはそのまま気にせずにおりました。

わたしの後ろで棚に並ぶDVDのタイトルを目で追っているのだろうと。

ですが3分以上微動だにしないのです。

私は後ろに立つ人に違和感を感じはじめ、手に取ったDVDのパッケージも上の空に眺めている状態でした。

気持ち悪いなーとゆっくり一瞥すると、宝田おじさんではありませんか。

おじさんはエプロン姿に上着を羽織り、かばんを肩にかけ、これから休憩時間で外に出かける様子でした。

おそらく目の前の後姿がわたしであるとわかってそこに立っていただろうに、振り返ったわたしと目を合わせないで、不自然なほど棚のDVDを見つめつづけていました。

わたしはわたしで、気持ち悪くて振り返ったのに意表をつかれ、すっかり声をかけるタイミングを逃してしまいました。

わたしが正面に向き直ると、数秒後、おじさんはすーっと外へ出て行ってしまいました。

残ったわたしはDVDを手に、

(無言で立っているなんて…わたしに声をかけてほしかったのかなぁ…でも後ろに立った時点で「どーも」とか言ってくれたらふつうに挨拶できたのにな)と

ぐるぐる考えることしかできず、そのまま選んだDVDを借りてその日は帰ったのです。

それから気まずくて、おじさんのいないだろう時間を見計らって返却に行ったり、DVD屋からは自然と足が遠のいて行きました。

そして2月下旬、携帯電話にDVD屋の閉店のお知らせメールが届いて、なんだか複雑でした。

閉店に合わせてレンタルしていたDVDを安く販売するらしいので、久しぶりに行ってみることにしました。もちろんおじさんの様子も気にかかっていたからです。

当日、販売開始時間に合わせて出かけ、まずはお目当てのニューシネマパラダイスを探しましたが見つかりません。

棚をよく見ると、事前に店員さんが優先的に買ったりしたようで配置も変わり、寅さんシリーズや寺山修司関係など、すっぽりなくなっておりました。

気を取り直して置いてあるものの中から選ぶことに。

そんなこんなで戦利品は

「太陽を盗んだ男」 長谷川和彦監督 沢田研二主演

「八つ墓村」     野村芳太郎監督 渥美清主演

「双生児」      塚本晋也監督   本木雅弘主演

の三本、いずれも邦画でした。

選び終わったころには店内は人がひしめき合って、レジに30分は並んだでしょうか。

宝田おじさんは、レジで長蛇の列のお客さんに必死に対応していて、わたしには気が付いておらず、順番でわたしは別のレジへ通されました。

もう会うこともないのかな…と昨年秋の後味の悪さは薄れ、

胸のなかで おじさんさようなら とつぶやき店をあとにしました。

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »