「花に聞くvol.13三椏」 を終えて
タイトル「わたしはここよ」
三椏の佇まいがとっても個性的なので、この娘(三椏)をどう活かそうか?
たどり着いたのは、「駅貼りの、とある焼酎のポスター」のように
さりげない空間に添えることでした。
「花に聞くvol.13三椏」の展示が無事終了しました。
お越しくださいましたみなさま、ありがとうございました。
「花に聞く」シリーズへの参加は今回で3回目。
三椏という花はこのたびの展示まで、おはずかしながら知らずにおりました。
ギャラリー近くのマイセンの裏に咲いているとのことで早速見てみると、なんとも風変わりな佇まいで、これをどうやって絵にしようかとても悩みました。
アップにして描くのがいちばん、この花の個性がでるのでしょうが、あえてドアから小さくみえてるという絵に仕上げました。
昨日、展示仲間から聞かされたうれしい出来事。
会期中、外国人のお客さまが私の絵の前にずっと立っておられて
「This one! This one!」
と、買いたいと申し出てくださったようです。
…が、キャッシュのみの清算であったため断念されたとのことでした。
裕福でないかぎり、けっして衝動買いするような金額ではないものなので、異国の名もないわたしの作品に目を留めてくださったことはとても嬉しいことです。
以前、絵を気に入ってくださり、「会社に飾りたい」とご購入いただいた方がおられ、そのときも本当にありがたかったです。
自分の絵は仕事で使われにくく、とことん否定されるか、反対に「大好きだ」と言ってくださる方と両極端なので、これからも楽しんで描いてゆきたいと思います。
今回の展示でごいっしょした長田結花さん、私が絵に込めていることを、そのまま熱っぽく感想にしておっしゃってくれて、もうそれだけで「よっしゃー」というかんじでした。
「感じ取る人」には伝わるものなのですね。
水丸先生もそうでした。何かを感じ取るように、私の絵を食い入るように、いつもじっくり眺めておられました。
先生は絵に厳しく、描いている人の本質も見抜きながら、良さを引き出す方でした。
そういう先生に、信じられないようなもったいないお言葉をいくつもいただいて、今も胸の中でくりかえし思い出しております。
今回、(上辺しか見ていない)反対派?の方に呆れてしまうような悔しいことを言われた事が思い返されて、つい、いろいろ書いてしまいました…
アドバイスなら有難く受けます、個人の印象としてなら好き嫌いあるでしょう。
そうでなく、本当にひどい言われようだったのですから(笑)
これからも絶対にブレません、先生。
都営青山北町アパートの取り壊しが進んでおります。
ギャラリー傍で、まったりしたいい通りだったのに。
変わり果ててしまうのでしょうね。
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