これは2年前に描いたコーヒーにちなんだ絵。
先日、上路ナオ子さんと浅草で待ち合わせ、ふたり喫茶部をすることに。
早くに着いたので、浅草寺でおみくじを引き、吉とでる。
内容は大吉のようなことが書いてあるのに、なぜ吉なのだろう。
吉と大吉の線引きがわからない。
商店街界隈をぶらぶらして、ぼーっとソフトクリームをひとりで食べる(笑)
仲見世あたりは平日でもそれなりに賑わっているけれど、そこから離れれば離れるほど
閑散として、遠くの商店街はシャッター街になりそうな、もうなっているのかな。
昔の興行が盛んなころの浅草六区を体感してみたいとずっと思っている。
浅草を盛り上げるためになにか出来ないのかなーと、大きなお世話な想像をしてみたり。
たとえば毎年6月9日は六区の日にして、浅草出身のお笑い芸人などが六区でパレードするとか、日光江戸村のにゃんマゲみたいな魅力的なキャラの着ぐるみが商店街をまんべんなく徘徊して、着ぐるみ目当ての人は商店街をさがしまくるとか。
にゃんマゲファンのみうらじゅんさんにキャラをプロデュースしてもらうとか。
あー、考えてるときりがない。
浅草のイメージから遠のいてきたのでちょっとやめます。
なにかいい案はないものか。
観光地化してほしくないとか、寂れたかんじも味わいたいと思うけど、このままいったら浅草寺から離れた商店街は消えてしまうんじゃないか、という危惧は止まない。
浅草寺を取り巻くあのだだっ広いかんじがいいのだから。
さて、上路さんと雷門で合流し、いざ珈琲アロマへ。
Jの字形のカウンター席のみの、昔ながらの喫茶店。
コーヒー一杯350円、トースト100円でマッタリできる、穴場なかんじがよい。
浅草レビューのチラシがぶら下がっているのでふたりで頂いて来た。
ふだん浅草に来ても、レビューのポスターなど目にする機会なかったし、最近激しいものが描きたいなと、ちょうど踊り子の絵を描いていたので、こういうのって必然的シンクロなんだろうな。
で、今回の喫茶部ははしごをしまして、2軒目はアンジェラス!川端康成や手塚治虫なども通っていたのですね。
ここではブレンドコーヒーと、チョコレートのケーキを頂きながら、原発の話など。
17時になり、とあるギャラリーに行くはずが、一杯やろうということで、念願の正直ビヤホールへ。
20年前には店の前で友達と記念撮影までしたお店。
秋の過ごしやすい気候に、店の入り口が開け放してあったことですんなり入れた。
きめの細かい泡とグラスの薄さがビールを引き立てる。
江戸っ子美人のおかみさんがカウンター越しにずっとお相手してくれました。
ほぼ一年ぶりの浅草、昨年行ったトリスバー「今従いましょう」は外装はそのままに、建物内部が取り壊され、即席にきれいにされてパワーストーンなどが適当に並べて売られていた。
今従のご主人に、また来ますと約束したのだけどな。
最近のコメント